日: 2020年6月24日

アンジャッシュ渡部は、妻が佐々木希なのになぜ浮気したのか?(前編)



 近頃、「テイクアウト不倫」などと言われ、アンジャッシュ渡部さんの不倫騒動が世間を騒がせていますね。また、一般男性の「妻が佐々木希なのになぜ?」というコメントに対して、世の女性たちが「佐々木希じゃなければ不倫をしても良いってこと?」と反論するなど、珍妙な議論も起こったりしています。

 私が思うに、男性たちの「妻が佐々木希なのになぜ?」という言葉は、単に佐々木希さんの美しさへの称賛の言葉であり、夫の不倫によってショックを受けている彼女への、せめてもの応援メッセージのニュアンスを込めただけだと思うんですけどね。もちろん、コメントしている本人もそれを自覚して言っているわけではないでしょうけど…。

 さて、今回のブログでは…

①.アンジャッシュ渡部健さんは、なぜ、あのような不倫をしたのか?
②.そもそも、アンジャッシュ渡部健さんは、なぜ、あんなに女性にモテるのか?

…について、2回にわたって考察していきたいと思います。

 私は、アンジャッシュ渡部さんにも佐々木希さんにも会ったこともないし、ときどきテレビで見ることはあっても、今回の不倫報道があるまであまり注目してこなかったので、ここで書く内容はすべて、今回の不倫騒動について多数のタレントや著名人のコメントを又聞きしたうえでの考察になります。
 要するに、あくまでも「私個人の推察の域を出ないもの」であることをご承知おき下さい。

■ アンジャッシュ渡部健さんは、なぜ、あのような不倫をしたのか?

 私は、常日頃から「男性の浮気」には大きく分けて2つのタイプがあると考えています。

①.そもそも普通に浮気をするタイプの男性。
 浮気に対する罪悪感がなく、たとえあったとしても、気持ちのうえで誘惑の方が上回ってしまうタイプの男性です。
 このタイプの男性は、人間関係をあまり大切に思っていない傾向があり、基本的に「自分さえ良ければ他人はどうなってもいい」と考え方を持っています。
 世の中の女性に対しては、そのほどんどの人に対して自分と同じ人間と認識していないため、性的な欲求を満たすため、もしくは、何か他にメリットがあれば、そのために利用する道具としか考えていません。

②.パートナー(妻や恋人)に不満があって浮気してしまう男性。
 本来は浮気をするような男性ではないにも関わらず、パートナーに満たされない部分があり、その満たされない部分を補ってくれる相手が現われたときに、浮気に走ってしまうケースです。
 このタイプの男性は、多かれ少なかれ浮気に対して罪悪感を感じているため、浮気相手といっしょに過ごしているときも、本当の意味で幸福を感じているわけではありません。

 ちなみに、数ヶ月前に騒がれていた俳優の東出昌大さんは、②番ではないかと私は考えています。
 世の女性たちからはもちろんのこと、メディアで影響力を持つ男性たちからもさんざん非難されていますが、ごく一部の知人から「東出さんは、家に帰ると妻の杏さんから演技についてのダメ出しやアドバイスを受けていて、ときどき外部の人たちに”息が詰まる”と漏らしていた。」といった情状酌量の余地を感じさせるコメントもありました。
 私は、やはり杏さんにも問題があったのではないかと考えています。やはり「それはいけない!」と思うのです。
 男性にとっての家庭とは、仕事で疲れた心と体を癒す場所でもあります。にも関わらず、家に帰れば妻から無理やり「仕事の延長戦」を仕掛けられて、おそらく東出さんは四六時中ストレスまみれになっていたのではないでしょうか?きっと、彼にとって唯一心を癒せるのが、不倫相手の唐田えりかさんといっしょにいる時間だったのではないかと思うのです。

 話をアンジャッシュ渡部さんに戻します。

 おそらく、渡部さんは①番に該当すると思われます。
 私が運営するホームページ『little riffle(リトルリフル)』男って絶対に浮気するじゃん、の真相(浮気されるループから脱するために)でも書いていますが、渡部さんは、①番のタイプの中でも「相手のステイタスを重視する男性」に当てはまるのではないでしょうか。

 このタイプの男性は、自分にメリットがあるかどうかで、人を判断する傾向が強く、とりわけ「自分のステイタスを高めてくれるかどうか」に重点を置いているのが特徴です。 相手の肩書や、周囲からの好感度や、周囲に与える影響力を瞬時に察知し、相手をランク付けをしたうえで接し方を調整します。
 また、女性に対しては、自分の横に並んだときに(周囲の人たちから自分がどう見られるか)で、真剣につき合う相手か遊びでつき合う相手かを判断します。
 そういった意味では、美貌だけでなく、好感度や影響力など全てにおいて高ポイントである佐々木希さんは、間違いなく、渡部さんにとって最初から「真剣につき合う相手」だったのではないでしょうか。

 ここで、私の経験をお話しします。

 かつての私は「ナンパは浮気ではない。」と認識していました。(もちろん、今ではそんな風に思っていません。そもそもナンパは辞めてしまいましたし…)
 本命の彼女は「心を通わせる相手」であり、ナンパして目の前にいる女の子は「今を楽しむ相手」と考えていました。つまり、自分の中では
本命の彼女とナンパ相手とでは「まったく別のカテゴリー」としてとらえていたわけです。
 とはいえ、最初は「まったく別のカテゴリー」といった”言葉”としてハッキリと認識していたわけではなく、あくまでも”感覚”として(ナンパは浮気にはあたらないよな~)と感じていたにすぎませんでした。
 つまり、最初は”感覚”から入り、後から「まったく別のカテゴリーなので、ナンパは浮気ではない。」と理由づけを行なっていた、といった流れだったのです。

 私は、これと同じようなことが渡部さんにも言えるのではないかと考えています。妻である佐々木希さんへの思いと、何人もの不倫相手への思いとの間には、決定的な違いがあったのではないかと思うのです。



■ どこからが浮気か…?

 巷(ちまた)ではよく「どこからが浮気か?」という議論がなされることがあります。

1.セックスをしたら浮気
2.キスをしたら浮気
3.手をつないだら浮気
4.二人だけで食事したら浮気
5.(何をしたかではなく)気持ちがあれば浮気

 かつての私もそうですが、おそらく渡部さんも「(何をしたかではなく)気持ちがあれば浮気」という基準だったのではないでしょうか?
 その点、渡部さんは、妻である佐々木希さん以外の女性には愛情を抱いていたわけではなさそうです。つまり、本人の中ではオッケーであり、それゆえに罪悪感もほとんどなかったのではないでしょうか?

 あと、ここからは私の想像ですが、渡部さんはとてもサービス精神が旺盛な人だったんじゃないかと思います。というのも、かつて私がナンパをしていた最大のモチベーションが「ナンパ相手の女性に対するサービス精神」だったからです。自分の欲求を満たすことよりも、ナンパした女性が楽しい時間を過ごせるかどうかを優先していました。

 多目的トイレで”こと”を済ますというのが、女性にとってあまり喜ばしいことではないというのも、冷静に考えることさえできれば、渡部さんにもきっと理解できたのではないかと思います。ですが、それでも自分のことを好きと言ってくれる女性に対して(忙しくて短時間しか会えないけど、マメに会ってあげよう。せっかく会うならエッチをしよう。)といった、ある意味「サービス精神」に基づいた思考になっていたのではないかと思うのです。もちろん、自分に都合の良いように改変した、かなり飛躍した考え方ではあるのですが、すべてが順風満帆で上手くいっていた彼にとって、「とんでもない飛躍であることに気がつけ!」というのは、少々無理な話なのかもしれません。



■ 私がナンパをやめたキッカケ

 私がナンパをやめたキッカケは、そのころ本命としてつき合っていた恋人に対して、あるとき急に(この子に悲しい思いをさせたくない。)と思ったからでした。当たり前のように思うかもしれませんが、その彼女は、それまでの恋人たちとは違って、私の心にシッカリと響く愛情表現をしてくれた初めての恋人だったのです。

 彼女の私に対する愛情表現は、(私を)ガッチリと掴んで離したくないと切望しているようにも感じ、ちょっと弱々しいというか、とても彼女が儚く(はかなく)見えたんです。
 逆を言えば、それまでの恋人にはそういう雰囲気(弱々しい雰囲気・儚い雰囲気)を感じたことがなかったわけで、この日本という国の平和な社会の中で、とりわけ(この子を守ってあげたい)という気持ちになる機会がなかったのだとも言えます。

 ちなみに、サービス精神とは「人を喜ばせたい」という気持ちであり、思いやりとは「人を悲しませたくない」という気持ちです。この二つは表裏一体でもあると思うのですが、それまでの私は「人を喜ばせたい」の方にばかり意識が集中していました。そして、一人でも多くの人を喜ばせるための手段の一つとしてナンパがあったわけです。

 たくさんのタレントや著名人が渡部さんのことをボロクソ言っていますが、やってしまったことの善悪はともかく、彼にはそれほどの悪意があったとは思えません。感情的な部分もあって難しいかもしれませんが、妻の佐々木希さんには渡部さんを許してあげて欲しいと思います。

 最後に、相方のアンジャッシュ児嶋さんは、謝罪のコメントの中で渡部さんの人柄について「愛情がない」と言っていましたが、私は、そんなことはないと思います。彼の中にもキチンと愛情というものはあって、普段はどこかに仕舞い込んでいるだけだと思うのです。(でなければ、とっくにもっと凶悪な犯罪を犯して捕まっているでしょうし…)

 元ナンパ師の私に言わせれば、そもそも愛情などという傷つきやすい感情は、どこかに押し込めておかなければナンパなんて出来ません。また、愛情は、臨機応変に出し入れできるほど単純なものじゃないんです。かと言って、四六時中ずっと心の奥底に仕舞い込んでおけるようなシロモノでもありません。
 渡部さんもきっと、今までだって、ごく限られた人間…妻や子供の前では愛情をシッカリと感じていて、キチンとそれを表に出して愛情表現をしていたんじゃないでしょうか。

 今後の渡部さんに必要なことは、愛情をむやみに仕舞い込むことをやめるキッカケをつかむことだと思います。やはり、渡部さんには守るべき家族がいるわけですから、当然、不倫もナンパもやめるべきだと思います。そうすれば、わざわざ愛情を押し込めておく必要もなくなるわけですから。今回の一件がそのキッカケになれば、きっと渡部さんは復活できるのではないかと思います。


次回:アンジャッシュ渡部は、妻が佐々木希なのになぜ浮気したのか?(後編)
~そもそも、アンジャッシュ渡部健さんは、なぜ、あんなに女性にモテるのか?~