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自信を持てと言われても...
〜チビ・デブ・ハゲ・ブサイクなど容姿がさえない男のための3つのモテる秘訣 B 〜

 極論を言えば、自信のある男性は第一印象が良く、自信のない男性は第一印象が良くありません。第一印象だけでなく、この「自信の有無」はその後の恋愛感情にも大きく影響を与えます。また、自信とは、誰かに「自信を持て!」と言われて「ハイ分かりました。」と簡単に持てるようなものではありません。何の根拠もないのに「自信を持て」なんて言われても困ってしまいます。そんなアドバイスはまったく意味がありません。本当に意味のあるアドバイスは、どうすれば自信を持つことができるか、その方法を教えてあげることなのです。


自信を持てと言われても...

 とりわけ男性にとって「自信の有無」は、恋愛の成否においてとても重要なポイントになります。
 極論を言えば、自信のある男性は第一印象が良く、自信のない男性は第一印象が良くありません。また、第一印象のみにならず、自信の有無は、女性にとってあなたに対するその後の恋愛感情にも大きく影響を与えます。

モテる男とモテない男を分ける要因の図式2
 シンプルに、自信のある男性はモテて、自信のない男性はモテない、ということです。そして、容姿や能力などは「モテる-モテない」を直接的に左右しているのではなく、単にこの「自信」に影響を与えているに過ぎません。

 そうなんです。容姿や能力は、モテる-モテないを左右する「間接的な要因」に過ぎず、自信の有無こそが、モテる-モテないを左右する「直接的な要因」なのです。

 つまり、現在のあなたが、たとえチビ・デブ・ハゲ・ブサイク・ダサいファッション・低学歴・低収入・非正社員・口下手・運動音痴・清潔感がない・性格が暗い...等の問題をかかえて女性にモテない状態だったとしても、これらは根本的な原因ではないんです。

 容姿や能力などは「モテる・モテない」を直接的に左右しているのではなく、単に「自信」に影響を与えているに過ぎない。 自信の有無こそが、モテる-モテないを左右する「直接的な要因」である。

 つまり...

 昨日までモテなかったことなんかスッカリ忘れて、たとえチビでもデブでもハゲでもブサイクでも何でも、今日から元気に明るく自信を持って生きていきましょう!

...ということなんですが、しかし!!
 これだけでは、何をどうしたら良いのかも分からないし、何の解決にもなりません!

 ドラマの世界でも、小説やマンガなど物語の世界でも、そして現実の世界でもよくありがちなセリフ...代表的で、とても無責任なアドバイス...

「もっと自分に自信を持て!」

 これまでにそれなりの成功をおさめた経験があり、実力も充分にあって、その実績や実力は自他じたともに認めるところであり、そんな人間が(ちょっとした失敗が原因で落ち込んでいる...)といった状況で言うのなら分かります。

モテるチビとモテないチビの比率グラフ
 だけど...
 チビ・デブ・ハゲなのに自信を持て?...顔がとてもブサイクなのに自信を持て?...非正社員で貧乏なのに自信を持て?...ロクに人と会話もできない口下手なのに自信を持て?...今まで女性にモテたことなんか一度もないのに自信を持て?...

そんな無茶な話はありません!

 誰かに「自信を持て!」と言われて、「ハイ分かりました♪」と簡単に自信が持てるんだったら誰も苦労はしません。

 自信を持つためには、それ相応の根拠や実績などの裏付けが"必ず"必要です。たとえば、スポーツの世界で言えば、勝ち続ければ自信がつくし、負け続ければ自信を失ないます。こういった過程を踏んで初めて自信というものは芽生えたり失ったりするものです。


 中には、チビ(低身長)という劣等感コンプレックス不退転ふたいてんの努力へと転化してその他の要素を向上させ、自分なりの方法で自信を獲得し、見事にモテる男へと変身を遂げた人もいます。

(※実際に、身長152センチのチビで老け顔〔オジサン顔〕の主人公が、自分なりの自信を身につけて、モテる男へと大変身を遂げるストーリーを描いたノンフィクション小説があります。興味のある方は『 改造人間リアルアイドル 』の紹介コーナーをご覧ください。)


モテるチビ、その理由グラフ
 また、女性から一度もモテた経験がなく、その原因と思われる「チビ・デブ・ハゲ・ブサイク・非正社員など...」が改善されてもいないのに、いったい何を根拠に自信を持てば良いというのでしょうか?

「堂々としていれば良いんだよ。女性の前では、自信あり気な態度でふるまえば良いんだ。」

...という感じのアドバイスも聞いたことがあります。しかし、これは失敗する典型的なパターンです。

 女性の本能(優秀そうな男かどうかを見極める能力)はけっこう敏感です。ドラマやマンガに出てくる自信タップリな登場人物のマネをしてみたり、頑張ってオレ様風のしゃべり方を練習しても、そんなのはまったくの無駄です。それこそプロの役者でもない限り、そんな三文芝居さんもんしばいは簡単に見抜かれてしまいます。一夜漬けで身につけた演技や付け焼刃の演技などは、そう簡単には通用しません。間違いなく、女性の目(本能)には(自信のない男性が、がんばって"自信があるフリ"をしている姿)にしか見えていないはずです。

 つまり、自信がない人(または、その分野において一度も自信を持った経験がない人)にとって本当に意味のあるアドバイスは、バカの一つ憶えみたいに「自信を持て、もっと自信を持て!」とくり返すのではなく、どうすれば自信を持つことができるのかを教えてあげること...つまり、自信を持つ方法(=自信があるような雰囲気をつくる方法)を教えてあげることなのです

  • 自信を持つためには、それ相応の"根拠"や"実績"などの裏付けが必ず必要である。
  • 中には、チビ(低身長)という劣等感コンプレックスを「不退転の努力」へと転化してその他の要素を向上させ、自分なりの方法で自信を獲得し、見事にモテる男へと変身を遂げた人もいる。
  • 自信がない人(=その分野において一度も自信を持った経験がない人)にとって本当に意味のあるアドバイスは、どうすれば自信を持つことができるのかを教えてあげることである。

 自信を持つ方法(=自信があるような雰囲気をつくる方法)の説明の前に、次章では、広がっていく恋愛格差の問題についてお話しします。モテる男とモテない男の格差は、時とともにどんどん広がっていく傾向にあります。その原因を考えることで「自信」というものの本質にせまっていきます。