女性と話すのが苦手です...
女性と話すのが苦手です。小学校・中学校・高校の頃の友達はすべて男ばかりで、女友達ができたことはありません。もちろん、彼女ができたこともありません。そもそも女性と何を話したら良いのか分かりません。何か用事があってイザ話そうとしても、緊張して言葉に詰まってしまいます。
たとえば...
「女性は流行に敏感だから、何か流行りのネタを仕込んでおくと良いよ。」とか、
「占いなんかも好きだよね。君は何座?...相性が良いのはねぇ...。」とか、
「ダジャレなんかも、やり過ぎなければイケるよ。面白い人っていうイメージになるから...。」とか、
「とにかく、趣味は広く浅く。どんなことにも興味を持って、少しでも知っていれば何とか会話をつなげられるから...。」
などなど...
...かつての私(回答者)は友人知人に得意になってアドバイスしまくったのを憶えています。ですが、あの頃のアドバイスは、ほんとダメダメだったなって、今ではとても反省しています。
ああいった類のアドバイスは、あくまでも私専用のトーク術なので、友人知人の個性もあるし、相手の女性との相性や距離感も違うわけだし、まったく役に立たなかっただろうと今では思っています。まあ、強いて言えば、趣味を広く浅く多く持つことぐらいかな...マトを得ていたのは。だとしても、それって時間がかかり過ぎるんですよよね。
さて、今回のご相談についてですが、こういう形で他人に相談してくるということは、すでにモチベーションは充分に高いと判断しても良いということですよね?...こちらも、そのつもりでお話ししていこうと思います。というのも、モチベーションが低ければ、どんなに良いアドバイスをしても、けっして役に立つことはないからです。とはいえ、ここではまず"さらに"モチベーションをレベルアップさせる話から始めたいと思います。
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何よりもモチベーションが高いことが重要。モチベーションが低かったら、どんなに良いアドバイスをしてもけっして役に立たない。
基本的に女性は、男性に話しかけられると嬉しく思う生き物です。ちなみに、これは女性に限った話ではありませんよね?...男性であるあなただって、女性に話しかけられれば嬉しいと感じるのではありませんか?...それと同じです。
近年は、女性の自立がどうとか盛んに言われるようになりましたが、一時代昔は「女性の〔幸・不幸〕は、パートナー(夫婦)となる男性の資質に大きく左右される」と言われるほど、女性にとっての男性選びは非常に重要なことでした。
基本的に受け身である女性は、まず、自分が男性からアプローチされて、そのアプローチしてきた男性の中から一人を選ぶ、というのが一般的です。(近年は、女性が男性に積極的にアプローチするという逆パターンが増えているようですが、まだまだ少数派です。)
女性にとって、自分を求めてくれる男性の数というものは「幸・不幸」を決定づけるベースになることなので、多ければ多いほど喜ばしいことなのです。
(いやっ、別に、アプローチしたいとかじゃないんだけど...)
はい。分かっています。それでもいいんです。
(じゃあ、ただ話しかけられるだけでも嬉しいってことなの?...)
...そうなんです。男性であるあなただって、普段はぜんぜん話したことがないような女性が、あるとき急に話しかけてきたら「あれっ?」って思うことはありませんか?...女性にとってもそれは同じです。一般的に、男性よりも女性の方が自意識が強いので、むしろ男性以上に「異性から話しかけられること」に敏感なんです。だって、まったく関心がない相手には、無理に話しかけようとは思わないじゃないですか。
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基本的に女性は、男性に話しかけられると嬉しいものである。
ところで、女性はどんな男性に話しかけられると"より"喜ぶのでしょうか?...どんな風に話しかけられると"より"嬉しいのでしょうか?...ここにいくつかのパターンを上げてみたいと思います。
イケメン男性に話しかけられた場合・普通の男性に話しかけられた場合・キモ男に話しかけられた場合の3パターン。そして、それぞれ爽やかに話しかけられた場合・普通に話しかけられた場合・ネチっこく話しかけられた場合を組み合わせてみます。
順位をつけると以下のようになります。
- 1位=イケメン男性に爽やかに話しかけられる。
- 2位=普通の男性に爽やかに話しかけられる。
- 3位=イケメン男性に普通に話しかけられる。
- 4位=普通の男性に普通に話しかけられる。
- 5位=キモ男に爽やかに話しかけられる。
- 6位=キモ男に普通に話しかけられる。
- 7位=イケメン男性にネチっこく話しかけられる。
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- 8位=普通の男性にネチっこく話しかけられる。
- 9位=キモ男にネチっこく話しかけられる。
※------線は女性にとっての許容ラインです。
まさしく「イケメン強し!」なわけですが、ネチっこく話しかけない限り、たとえキモ男でも、ネチっこいイケメン男性よりは上にランクづけされるわけです。
ちなみに、あなたはキモ男ですか?...そうでなければ安心して下さい。ネチっこい話し方をしない限り、話しかけるだけで喜ばれます。もしもあなたがキモ男だったとしたら、まずは外見を修正して下さい。近年『人は見た目が9割』という本が売れているようですが(私は読んでませんが...)まさにタイトル通りですので。(もちろん、それだけで全てが決まるわけではありません。当サイト「LittleRiffle」では、残りの1割をどのように伸ばすのが良いのか、そういったことを中心に取り上げるサイトでもあります...)
さて、これでもう大丈夫ですね。相手も喜んでくれるのであれば、安心して話しかけてみることができますよね。で、あとは「練習あるのみ!」です。「実践あるのみ!」なんです。それしかないんです。
あなたの個性に合った話し方、相手の個性やお互いの距離感にもとづいた話し方...もう、これは数をこなしてあなた自身が"自分専用"のパターンを探していくしかないんです。
とりあえず「かつての私(回答者)が実際にやっていた練習方法」を紹介します。
(※かつての私は、本当に誰と話すのも苦手だったんです。女性はもちろんのこと、たとえ同性であっても、よっぽど仲の良い友達でない限り、ひと言もしゃべることができない人間だったんです。)
1.まずは挨拶の練習です。
とにかく最初は、何でも良いから挨拶をします。普段は挨拶なんかしない相手なのに、いきなり挨拶をしたらビックリされるかもしれません。ですが、せいぜい(どうしたんだろう?...何か良いことでもあったのかな?)と思われる程度ですので安心してください。ひと通り挨拶をする習慣ができたら、次は"笑顔で挨拶する"ことと"相手の目を見て挨拶する"ことを心がけてください。(最初から挨拶ぐらいはする相手の場合は、ここから始めてください。)
笑顔で、相手の目を見て挨拶するようになると、いつか相手から話しかけてくれるかもしれません。
2.用事を作ったり質問事項を考えて、ロールプレイをくり返した上で話しかける。
多少は強引でも良いので、何かしら話しかける"口実"を作り出します。(えっ?...何でそれを私に質問するの?)と思われるかもしれませんが、そう思われることを怖がっていたら何もできません。万が一「なんで私に...?」と質問返しをされたら、こう答えてください。
「○○さんは話しやすいから。」
嘘でも本当でも良いです。普通の女性であれば、そう言われて悪い気がする人はいません。
もちろん、緊張します。緊張しているのを相手に悟られるのは恥ずかしいですが、どもったり、声が震えたりでもしない限り、意外と相手はあなたが緊張していることに気がつきません。
もしも、相手があなたの緊張に気がつくようなら、それは普段から相手があなたに注目していることを意味しています。注目している...つまり「好き」または「嫌い」のどちらかであり、少なくても「いてもいなくてもどっちでも良い」という最低の状態ではないということです。 (※「嫌い」は「好き」に変化しやすいが「どっちでも良い」から「好き」に変化させるのは非常に難しいです。)
ここまでくれば、いつかきっと相手からあなたに話しかけてくれるようになるはずです。
3.一日一回以上、必ず誰か女性に話しかける。
これを自分に対して「義務化」します。もちろん、出来ない日もあるでしょう。それはそれで仕方ありません。また明日がんばりましょう。これを根気良く続けていきます。きっと、半年もすれば、見違えるほど女性との会話がスムーズになっているはずです。- まずは「挨拶」から始める。次に「笑顔で」「相手の目を見て」挨拶することを心がける。
- 次に、用事を作ったり、質問事項を考えて「ロールプレイ」をくり返した上で話しかける。
- これを(自分自身に)「義務化」して、一日一回以上、半年つづける。