この世の全ての不利益は、当人の能力不足
モテ度において、生まれ落ちた環境(家庭環境や居住地域など)や生まれ持った資質(才能や身長や顔の良し悪しなど)はそこまで決定的な差ではありません。なぜかと言うと、魅力的な男性の要素は他にもたくさんあるからです。つまり「努力」や「工夫」や「運の良し悪し」で一気に浮上する(モテ男に変身する)ことも充分に可能なのです。
すべての原因を自分が引き受ける
近年、一部のアニメファンの間でこんな言葉が流行っているようです。
「この世の全ての不利益は、当人の能力不足...」
これは『東京喰種(トウキョウグール)』というマンガの中に出てくる名言(?)の一つです。
マンガの中では「力こそが全て」とも取れるこの言葉を胸に、本来は心やさしい主人公が、より強い力を求めて熾烈な戦いの中に身を投じていきます。
注目すべきは、この言葉...「この世の全ての不利益は、当人の"努力"不足」ではないという点です。あくまでも「..."能力"不足」なんです。
生まれ落ちた環境(家庭環境や居住地域など)や、生まれ持った資質(才能や身長や顔の良し悪しなど)によって、スタートラインが大きく異なるのは当然だとしているわけです。(なんて不公平な話なんでしょう...)と思うのですが、マンガの中だけでなく、私たちが暮らすリアルな世界でも、残念ながらこれが現実なんです。
たとえれば、正月恒例「箱根駅伝」の2区や5区のランナーのようなものです。2区であれば、前を走る選手との距離はまだ決定的な差ではないし、5区であれば、実力差しだいで劇的な逆転劇を演じることができます。
モテ度において、生まれ落ちた環境(家庭環境や居住地域など)や生まれ持った資質(才能や身長や顔の良し悪しなど)はそこまで決定的な差ではありません。魅力的な男性の要素は他にもたくさんあるからです。
つまり「努力」や「工夫」や「運の良し悪し」で一気に浮上する(モテ男に変身する)ことも充分に可能なのです。
また「この世の全ての不利益は、当人の能力不足」の言葉には、あなたがモテないのは「好きになってくれない女性たちが悪いわけではない」ということも暗に伝えています。あくまでも、男としての魅力がないあなたに原因があるということを受け入れることが最初の一歩になります。自分を好きになってくれない女性たちの好み・趣向に文句をつけても仕方ないのです。
- 生まれ落ちた環境(家庭環境や地域など)や生まれ持った資質(才能や身長や顔の良し悪しなど)によって、スタートラインが大きく異なっているのは当然である。
- ただし、あくまでも差があるのはスタートラインだけであり、魅力的な男性の要素は他にもたくさんあるので、その後の「努力」や「工夫」や「運の良し悪し」で一気に浮上する(モテ男に変身する)ことも充分に可能である。
- あなたがモテないのは、好きになってくれない女性たちが悪いわけではなく、あくまでも、男としての魅力がないあなたに原因がある、ということを受けれることが最初の一歩になる。
ここで一つ質問があります。
- 好きな女の子に告白したらフラれてしまいました。フラれたのは彼女のせいだと考えますか? それとも自分自身のせいだと考えますか?
おそらく「魅力が足りなかった自分自身のせい」と考える人がほとんどだと思います。
では、次はどうでしょうか?
- いつも思わせぶりな態度で接してくる女の子に、絶対にうまくいくと信じて告白したら、いとも簡単にフラれてしまった...これは彼女のせいですか? それとも自分自身のせいですか?
この場合は、彼女の側にも問題があるように思えます。たくさんの男に手をつけながら品定めをし、いちばん気に入った男だけを選ぼうとしていたのかもしれません。でなければ「お金」なり「頼みごと」なり、何らかの目的であなたを利用しようとして思わせぶりな態度をとっていたのかもしれません。
ただ...もしもあなたが「品定めされている男たちの中でいちばん魅力的だったら...」、もしもあなたが「彼女の恋心に火をつけてしまうほど魅力的な男だったら...」と考えたらどうでしょうか? 彼女とつき合うことの是非はともかく、少なくてもフラれることはなかったとは思いませんか?
仮に、ここで相手に100%原因を押し付けてしまうと、あなたは今後のために何もできることがなくなってしまいます。フラれてしまった原因を彼女一人に押し付けてしまえば、相手が変わらない限り、同じことを何度もくり返すことになってしまうのです。
もしも相手を変えることができるのであれば、それはそれで一つの手段にもなりますが、それができない以上、自分が変わるしかないのです。
そのためにも、女の子にフラれたときには必ず、相手の側の原因には目をつぶり、自分の側の原因のみに着目して、自分自身を成長させていく必要があるのです。このように...
全ての原因を自分が引き受けることで、初めて"伸びしろ"が生まれる
...のです。
では、モテる男になるためには、具体的に何をどのように努力すれば良いでしょうか?
もっとやさしくなれば良いのでしょうか?...強くなれば良いのでしょうか?...面白い話ができるようになれば良いのでしょうか?...はい。それらは正解でもあり、不正解でもあります。
巷に溢れるサギ商材では「セリフを丸暗記して、女性の前で口に出すだけで落とせる...」とか「何も考えずにマニュアル通りに行動すれば、女性は必ずあなたを好きになる...」など、思わず(本当にそんなのがあったら素晴らしい!)なんてワクワクする広告が謳われていたりしますが、そんなものはあり得ません。万民に通じるテクニックなど存在しないからです。
万民に通じる考え方や理論はあるが、万民に通じる「テクニック」はない。
また、一部の人に通じる「テクニック」なら何十・何百通りかあります。ですが、相手の女性によってどのテクニックを使えば良いのかを正しく判断する力が必要になります。そして、その力を得るためにはたくさんの恋愛経験を積まなければいけません。
ただし、内容によっては確かに一理ぐらいはあるサギ商材もあります。サギ商材に「100%」と書いてあったら「10%」ぐらいに読み替えれば、まあ妥当なマニュアルと言っても良い場合もあります。「絶対に・確実に」と書いてある部分を「もしかしたら・かもしれない」と読み替えれば、ソコソコ参考になることもあります。
つまり、サギ商材に書かれているテクニックの、その背景にある考え方や理論を堀り起こし、自分流にアレンジする必要があるのです。というのも(くり返しになりますが)万民に通じる基本的な考え方や理論なら存在するからです。その考え方や理論を自分自身に当てはめて、自分オリジナルの最強恋愛テクニックを組み立てる手助けをするのが『改造人間リアルアイドル』の最大の目的でもあるのです。
『改造人間リアルアイドル』(第一章)では、非モテ男子だったころの岩崎純夜に、初めての彼女ができるまでの奮闘が描かれています。いずれ「天才ナンパ師」へと成長していく彼が、結果的にそのための基礎体力を養うことになった時期の物語です。
また、大切なのは「努力の量」ではなく「努力の質(内容)」だということが、きっとお分かりいだだけると思います。何をどのように努力すればモテるようになるのか?...『改造人間リアルアイドル』をお読みいだだければ、その点について、きっとあなたオリジナルの大きなヒントを得られるでしょう。
- フラれてしまった原因を相手に100%押し付けてしまうと、相手が変わらない限り、同じ失敗を何度もくり返すことになってしまう。
- 女の子にフラれたときは、相手の側の原因には目をつぶり、自分の側の原因に着目して、自分自身を成長させていく必要がある。
- すべての原因を自分が引き受けることによって、初めて"伸びしろ"が生まれる。
- 万民に通じる基本的な考え方や理論を自分自身に当てはめて、自分オリジナルの最強恋愛テクニックを組み立てる手助けをするのが『改造人間リアルアイドル』の最大の目的である。