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可能性はゼロではない
〜改造人間リアルアイドル(本の紹介ページ)〜

 どんなに魅力がない男性でも、100人に1人ぐらいは好きになってくれる女性がいます。ですが、そのためには「最低限の清潔感」と「最低限のやさしさ」が必要です。また、たとえこの2つを身につけても、今度はその「100人中1人の相手」とどうやって出会い、どうやって交際までもっていくか...という問題が起こります。


可能性はゼロではない

 チビで老け顔で引っ込み思案な性格で、女の子からモテる要素はゼロ...と思えた主人公でも、実はモテる要素が1%ぐらいはありました。

 どんなに魅力がない男性でも、100人に1人ぐらいは好きになってくれる女性がいる。

...という事実。もちろん、かつての主人公(岩崎純夜)には知るよしもないことでした。
 自分を徹底的にモテないと思い込んでいる男性には信じられないことかもしれませんが、本当にいるんです。あなたのような男性をタイプ・・・だと感じてくれる女性が、100人に1人ぐらいは存在するんです。とはいえ、そのためには「最低限の清潔感」と「最低限のやさしさ」が必要です。

@.最低限の清潔感

最低限の清潔感
 毎日キチンとお風呂に入って、文字通り「清潔」にしておくのはもちろんのこと、重要なのはあくまでも清潔なので、その他の要素も必要になってきます。

 一つ目は「ヘアスタイル」です。ヘアスタイルは短髪が基本です。加えて、自分に似合うヘアスタイルが分かっていればベストです。残念ですが、長髪はイケメンにしか似合いません。短髪は、清潔感の観点において鉄板てっぱんのヘアスタイルです。

 二つ目は「服装(ファッションセンス)」です。ファッションセンスは、おおかたで決まります。パーソナルカラー(※注)を意識しましょう。プロのパーソナルカラー診断士に見てもらうのがベストですが、そうでなければ、自分が持っている服をひと通りぜんぶ着てみて、全身が映る大きな鏡でチェックしましょう。とりあえず服のデザインは無視します。そして、どの色の服が自分に似合っていて、どの色の服が似合っていないのかを調べます。なんとなく分かるはずです。似合っている色は健康そうに見え、似合っていない色は不健康そうに見えます。そして、次からは自分に似合う色の服しか買わないようにすればOKです。

※パーソナルカラー…パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った(髪・瞳・肌・唇)の色と雰囲気が調和する色(=似合う色=健康的に見える色)のこと。春(水色やピンクなどのパステル調の色)・夏(赤や青や黄色などの原色)・秋(エンジ色やモスグリーンなどのくすんだ色)・冬(紺や黒などの暗い色)の4つに分類される。ちなみに、私(筆者)がかつてプロの診断士に見てもらったところ、秋と冬の中間だと言われました。その後、茶髪にすると秋の色が似合い、黒髪に戻すと冬の色が似合うことが分かりました。

A.最低限のやさしさ

最低限のやさしさ
 恋愛における「やさしさ」は、男女間で感覚の違いがあるので、とても奥が深い話になります。ですが、ここでは普通に・・・やさしく接していればOKです。

 たとえば、周囲の人に対して(あなたができる範囲で)親切に接するように心がけたり、他人といっしょにいるときは意識して笑顔をつくるようにしてみたり、とりあえずはその程度で充分でしょう。よっぽどマト外れなことをしない限り、それで大間違いはないと思います。

 この2つで充分です。最低限この2つ(清潔感やさしさ)があれば、どんな男性でも100人に1人ぐらいは、あなたを好きになってくれる女性が、この世に存在するようになります。

 物語の中で主人公は、服装(ファッション)については工夫の余地はありませんでしたが(舞台が高校なので制服だったから)、毎日のお風呂やヘアスタイルについては自分なりに気をつかっていました。やさしさについても、引っ込み思案ゆえの奥ゆかしさのようなものは、周りの人に伝わっていたような気がします。

 100人中1人の女性から好かれるようになるためには...
  1. 最低限の清潔感
    ・文字通り「清潔」であること
    ・ヘアスタイル
    ・服装(ファッション)のセンス
  2. 最低限のやさしさ
    ・人に親切にする(できる範囲でO.K)
    ・笑顔

さあ、これであなたを好きになってくれる女性が現われる・・・・ はずです...

...なんてことはありません。...もう、お分かりですよね?

 そう。ここまで来て、やっとスタートラインに立てたところなんです。ここから先に進むためには、さらに以下の3つの問題をクリアしなければいけません。

  1. その、100人中1人の女性に出会えるかどうか?
  2. 仮に出会えたとして、目の前の女性がそうだと気づけるかどうか?
  3. 仮に目の前の女性がそうと分かったとして、そのチャンスを成功につなげられるかどうか?

3つの問題
 物語の中で主人公は、出会っていることに気がつかないばかりか、劣等感ゆえにチャンスをミスミス放棄して逃げてしまいます。かなり後になってから、あの子がその一人だったと知るのですが、もはや完全に手遅れです。

 実は、普段から学校や職場など人が多く集まる場所にいれば、まるで磁石に吸い寄せられる砂鉄さてつのように、100人中1人の相手に出会うものです。ただし、たとえ出会っていても、その相手に気づかなければ意味がありません。よっぽどモテる男性でもない限り、相手から「好き」だと教えてくれることもありません。

 そして、たいていチャンスは突然やってきます。そのときになってあわてても、どうすることもできません。だから、それまでにある程度のスキルを身につけておかなければならないのです。

 女性に嫌われないための「最低限の清潔感」と「最低限のやさしさ」、そして、プラスアルファとしての「最低限の恋愛スキル」を、今すぐにでも身につけておかなければならないのです。

 そういえば...もう、このあいだチャンスを逃してしまったかも?...

 ...なんて考えてしまったあなた!...大丈夫です。チャンスは一回こっきりではありません。まるで花の蜜に誘われる蜂のように、いつか2人目、3人目、4人目...がきっと現われます。ただし、それは必ず突然やってくるので、ノンビリかまえてなんかいられないのです。

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