彼氏に浮気されるループから脱するために
もしもあなたが、どんな男性とつき合っても「必ず浮気されてしまうループ」にはまっているのであれば、そこから脱出する方法はシンプルに2つしかありません。一つは、今度こそ浮気しない男性(浮気願望が少ない男性)を選ぶこと、もう一つは、あなた自身が浮気されない女性(相手に浮気願望を抱かせない女性)になることです。そのためにも、巷に溢れるさまざまな情報の中から、正しい情報をキチンと見極めることが大切です。
浮気される確率を極限まで減らす
女性が「いつも彼氏に浮気されてしまうループ」を脱する方法は以下の2つしかありません。
- 浮気しない男性(浮気願望が少ない男性)を選ぶ。
- 浮気されない女性(相手に浮気願望を抱かせない女性)になる。
どちらか片方だけでは不充分です。たとえ、あなたがどんなに魅力的で素晴らしい女性だったとしても、浮気をする男性(浮気願望が強い男性)は、チャンスがあれば必ず何度でも浮気をします。
また、せっかく浮気しない男性(浮気願望が少ない男性)とつき合えたとしても、あなたの言動によって、相手を浮気に走らせてしまうこともあります。
つまり、1番(浮気願望が少ない男性を選ぶ)と2番(相手に浮気願望を抱かせない女性になる)の両方がそろって初めて、浮気される確率を極限まで減らすことができるのです。
浮気しない男性(浮気願望が少ない男性)を選ぶ
「浮気をする男性の特徴」について、雑誌の記事やネット等のさまざまな情報を見て感じるのは、女性が書いた(と思われる)記事には"マト外れ"な内容が多く、男性が書いた(と思われる)記事には、かなり妥当な内容が多いということです。
例えば...
a.『誰にでも優しい男性』(女性が書いた記事)
理由は(浮気しやすい状況を作ってしまうから...)とのことですが、むしろ逆です。他の人には冷たいがあなたにだけ優しいことほど危険なことはありません。(理由は後ほど説明します。)b.『連絡をマメに返してくれる男性』(女性が書いた記事)
理由は(女性にモテるから。他の女の子にも同じように連絡をマメに返しているはず...)とのことですが「マメ」であることと「浮気願望が強い・少ない」とはまったくの無関係です。礼儀として、または、恋人のことが大好きだから、恋人への心遣いからマメに連絡を返しているだけであり、浮気願望が強い男性である可能性はむしろ低いと言えます。このように「浮気しやすい状況の有無」や「女性にモテる・モテない」と「浮気願望が強い・少ない」とは、まったくの無関係であることに女性の筆者は思い至ることができないのです。
(※その他、浮気する男性について女性が書いたと思われる"マト外れ"な記事については、『浮気する男性の特徴=モテる男性の特徴?』もご覧ください。)
一方...
c.『束縛が激しい男』(男性が書いた記事)
理由は(自分自身に浮気願望があるので、相手も自分と同じように浮気をするのではないか、と考えてしまうから...)これは、ある程度マトを得ていると思います。恋人のことが本当に好きなのでしょう。それは良いのですが、自分自身もそうであるように、ちょっと目を離せば恋人"も"浮気するのではないかという疑念が常につきまとっているのです。
d.『極端に面食いな男』(男性が書いた記事)
理由は(恋人のことを、自分のステイタスを高めるためのアクセサリーとしか考えていないから...)これは、かなりマトを得ていると思います。とにかく美人が好き、可愛い子が好き、モデル並みのスタイルの女性が好き...当然、今の恋人とは違うタイプのハイレベルな女性が現われれば、そちらにも強い興味を示します。また、これはビジュアルの良し悪しだけでなく、キャビンアテンダント・レースクイーン・女医やナース・社長秘書・良家のお嬢様・タレントなど、自分のステイタスを高めてくれる女性にこだわる男性にも同じことが言えます。
まとめると...
- 『誰にでも優しい男性』(女性が書いた記事)…まったくのマト外れ。むしろ"逆"です。
- 『連絡をマメに返してくれる』(女性が書いた記事)…相当なマト外れ。「マメ」であることと「浮気願望が強い・少ない」とはまったくの無関係。
- 『束縛が激しい男』(男性が書いた記事)…ある程度マトを得ている。"自分と同じように"恋人も浮気するのではないかと疑念を抱いている。
- 『極端に面食いな男』(男性が書いた記事)…かなりマトを得ている。違うタイプのハイレベルな女性が現われれば、そちらにも強い興味を示す。
...ということになります。
このように、女性が書いた記事と男性が書いた記事とでは、その信憑性に大きな違いがあるのです。(もちろん、全部が全部ではありませんが...)
ただ、これはある程度 仕方がないのかもしれません。男性の筆者には、普段から身のまわりに"恋愛対象にはなり得ない"男性の友人知人が大勢 存在します。
その中には、浮気症の男性もいれば、浮気をしない男性もいます。そんな彼らを冷静かつ客観的に捉えて分析することができて、尚かつ、自分自身の心の内側と照らし合わせて結論を導き出せるのは、同じ"性"を持つ男性筆者だけなのですから。
私が提言する「浮気をする男性の特徴」
実は、前出の『極端に面食いな男』のときに、とても重要なフレーズが出ていました。それは...
(恋人のことを、自分のステイタスを高めるためのアクセサリーとしか考えていないから...)
...です。
つまり『極端に面食いな男』は、恋人のことを「対等な人間」として見ていない、ということです。そして、これが浮気願望が強い男性の最大の特徴であり、男性の浮気願望を見極めるうえで「最も重要なポイント」になります。
- 浮気願望が強い男性は、女性をただの"メス"または"恋愛ゲームのコマ・装飾品(アクセサリー)"としか見ておらず、浮気願望が少ない男性は、女性を"対等な人間"として尊重している。
- 浮気願望が強い男性は、恋人を"性欲を満たすための道具"として大切にすることはあるが、浮気願望が少ない男性は、恋人との"精神的な繋がり"を"性欲を満たすこと"以上に大切にする。
要するに、自分の恋人をただのメス・恋愛ゲームのコマ・アクセサリー・性欲を満たすための道具としか思っていない男性は簡単に浮気をして、自分の恋人を精神的な繋がりを持つ対等な人間として愛情を注いでいる男性は滅多に浮気をしない、ということです。
ここからは、以下の3つの「浮気をする男性(浮気願望が強い男性)のタイプ」についてお話しします。
- 『店員への態度が横柄な男』
- 『出会ってからSEXに至るまでの期間が短い男』
- 『ツンデレ男』
1.『店員への態度が横柄な男』
一般的には、将来DV男になる可能性が高いと言われていますが、こういった男性は、チャンスがあれば簡単に浮気をするタイプでもあります。
基本的に「この世で一番エラい人間は自分である」という意識を持ち、自分よりも立場が上の人には軽蔑しながらも諂い、立場が弱い人には"下等な人間"として見下すような態度で接します。
当然、恋人に対しても「対等な人間」ではなく「メス・恋愛ゲームのコマ・アクセサリー・性欲を満たすための道具」としか見ていません。
より美しく・より新しく・より快感を与えてくれるメス(=他の女性)が現われれば簡単に移行しようとしますし、今の恋人にはない機能(=魅力)を持った道具(=他の女性)があれば、そっちも試してみたいと考えます。
中には、恋人であるあなたを大切にし、あなた"だけ"には優しい男性もいるでしょう。ですが、店員への態度が横柄な男のやさしさは、単に愛用している"性処理道具"をキチンとお手入れしている感覚に等しいのです。
これは、店員に対する態度に限った話しではありません。ポイントは「自分よりも立場が弱い人に対する態度」です。たとえ言葉遣いが丁寧であっても、そういう相手にどれだけ寛容であるか、必要以上にイヤな気分にさせていないかどうかで判断できます。つまり、自分以外の人を「対等な人間」として扱っているかどうかがポイントなのです。
- 将来DV男になるだけでなく、チャンスがあれば積極的に浮気をする男性でもある。
- 自分以外の人間を「対等な人間」として見ておらず、むしろ軽蔑している。また、自分の恋人に対しては「性処理の道具」として大切にすることもある。
- 店員に対する態度だけでなく、自分よりも立場の弱い人に対して寛容であるかどうか、必要以上にイヤな気分にさせていないかどうかで判断できる。(※言葉使いが丁寧かどうかは無関係。たとえ"タメ口"のような言葉使いであっても、相手にイヤな気持ちを与えていなければ大丈夫。)
2.『出会ってからSEXに至るまでの期間が短い男』
浮気をする男性(浮気願望が強い男性)は、恋人を「ただのメス・恋愛ゲームのコマ・アクセサリー・性欲を満たすための道具」としか見ていません。逆に、浮気しない男性(浮気願望が少ない男性)は、恋人を一人の人間として尊重して愛情を注ぎます。
エッチ(肉体関係)で言えば、浮気をする男性は、性欲を満たすことができれば相手は誰でも良かったりします。しょせんすべての女性は「性欲を満たすための道具」なのですから、愛のない性行為でも充分に満足できるわけです。
逆に、浮気をしない男性は、自分の欲求を満たすために「一人の人間」である女性の身体にむやみに触れることに抵抗があります。異性との愛のない身体的接触に対して"微妙な抵抗感"を持っているのです。
とはいえ、浮気をしない男性にも"本能的な性欲"というものはあります。時には愛のない性行為を経験することもあるかもしれません。ですが、そのときにあらためて実感するのです。
それは...
「愛のある性行為」と「愛のない性行為」とでは満足度に雲泥の差がある。
...ということです。
これは同時に...
浮気をしない男性(浮気願望が少ない男性)は、心身ともに恋人との関係が良好であれば、浮気など絶対にあり得ない。
...ということが言えるわけです。
よって、浮気をしない男性は、つき合い始めてから身体的接触に至るまでに、どうしてもソコソコ時間がかかってしまいます。相手に対する自分の気持ちが「真の愛情である」と確信できて、かつ「相手も自分を喜んで受け入れてくれる」と分かって初めてキスやSEXといった行為におよぶことができるのです。
つまり、エッチ(肉体関係)に奥手な男性は、浮気をしない男性(浮気願望が少ない男性)である確率が極めて高いのです。
- 浮気をする男性(浮気願望が強い男性)は、性欲を満たすことができれば相手は誰でも良い。だから、つき合ってすぐに(または、つき合う前から)性行為に及ぼうとする傾向がある。
- 浮気をしない男性(浮気願望が少ない男性)は、自分の欲求を満たすためだけに「一人の人間」である恋人の身体にむやみに触れることに抵抗がある。だから、つき合い始めてから性行為に至るまでに時間がかかる傾向がある。
- 浮気をしない男性にとって、"愛のある性行為"と"愛のない性行為"とでは、その満足度に雲泥の差がある。(つまり、"心身ともに"恋人との関係が良好であれば、浮気など絶対にあり得ない。)
ただし、一つだけ注意しておかなければならないことがあります。
巷にあふれる『恋愛マニュアル本』の中には「手つなぎ・キス・SEX等の肉体的接触は迅速に行なうべし。相手も求めているし、肉体関係から入る恋愛もあるので...」といったことが書かれているケースがあります。その影響で、たとえ浮気をしない男性であっても『恋愛マニュアル』を信じて少しでも早く行為に及ぼうとする男性もいるということは頭に入れておいてください。
- たとえ浮気をしない男性であっても、恋愛マニュアル本などの影響で、すぐに肉体的接触を持とうとする場合もある。