恋愛格差は二極分化する
実は、初恋のときに「実った人」または「フラれたけど、アクションだけは起こした人」は、その後の人生でも比較的モテ続けている傾向があり、「勇気がなくて何もできなかった」人は、その後もずっとモテない状況が続いてしまっている傾向があります。とはいえ(初恋のときは何もできなかったけど、今はそこそこモテているよ。)という男性もいます。そういう人たちは、偶然または意図的に「悪循環の自信喪失スパイラル」からの脱出に成功した人たちです。
好循環の自信サイクル
あなたは、生まれて初めて異性を好きになったときのことを憶えていますか?
いわゆる"初恋"のことですが、早い人なら幼稚園~小学校低学年、遅い人でも中学生ぐらいでしょうか。そのときのことを、ちょっと思い出してみてください。
「その初恋は実りましたか?」
「初恋はけっして実らない。」と言われたりもしますが、ほとんどの人が実らなかったのではないでしょうか。
では、その初恋のときに、あなたは「何らかのアクション」を起こしましたか? たとえば、直接告白するとか、ラブレターを書いてみたとか、電話やメールで気持ちを伝えてみたとか。
- 実った。
- 何らかのアクションを起こしたけど、フラれた。
- 何もしなかった。(勇気がなくて何もできなかった。)
「そんなの、今さら言われても遅いよ!」
なんて思うかもしれませんね。でも大丈夫。これは単なる傾向であって、(どうしてそうなのか?)理由を理解すれば、今からでも「モテない状態からの脱出」の糸口を見つけることができます。
モテる-モテないを左右するものが「自信」である以上、過去の恋愛経験や、モテた経験、異性から好かれた経験などが「1回でもある」のと「1回も無い」のとでは雲泥の差があります。
モテる男は、実際にモテた経験を糧に自信をつけ、その自信によってますますモテるようになり、さらに自信を膨らませて絶対的にモテる男へと成長していきます。つまり、図のような【好循環の自信サイクル】の波に乗っている状態です。
逆に、モテない男は、実際にモテた経験がないので最初から自信がなく、自信がないゆえにますますモテない経験を積み重ね、さらに自信を失って絶対的にモテない男へと沈んでいきます。つまり、図のような【悪循環の自信喪失スパイラル】に飲み込まれてしまうのです。
このように、すでに初恋の時点から「好循環の自信サイクル」または「悪循環の自信喪失スパイラル」がスタートしてしまっているのです。とはいえ(初恋のときは何もできなかったけど、今はそこそこモテているよ。)という男性もいます。しかも、けっこう大勢いたりします。
先ほどの...
初恋のときに「実った人」または「フラれたけど、アクションだけは起こした人」は、その後の人生でも比較的モテ続けている傾向があり、「勇気がなくて何もできなかった」人は、その後もずっとモテない状況が続いてしまっている傾向がある...
...の話など、まったくアテにならないと思えるほど大勢います。
そういう人たちは、偶然または意図的に「悪循環の自信喪失スパイラル」からの脱出に成功している人たちです。
図【悪循環の自信喪失スパイラルからの脱出①】のように、自信がないにもかかわらず、"偶然"なんらかの理由でモテる経験をします。その経験が幸いして少しだけ自信がつき、そこから「好循環の自信サイクル」への移行に成功したのです。
このパターンに当てはまる人は、基本的にはイケメン・高身長・スポーツマン等の男性が圧倒的多数になります。(もちろん、このパターンに当てはまらないイケメン・高身長・スポーツマン等もたくさんいます。)とりわけ若くて経験の浅い女性ほど、男性の外見の良し悪しだけで簡単に"ひと目ボレ"したりするので、こういう現象が起こるのです。
そして、残念ながら、チビ・デブ・ハゲ・ブサイク等のさえない容姿を持つ男性は、この「偶然モテる経験をする」可能性が極めて少なくなります。「悪循環の自信喪失スパイラル」に沈んでいる以上、おそらく、一生のうちで1回あるかないか...といったところでしょう。
ですが、現実には、チビ・デブ・ハゲ・ブサイク等のさえない容姿を持ちながら、見事に「悪循環の自信喪失スパイラル」からの脱出を果たした人もたくさんいます。
彼らはいったいどのようにして「悪循環の自信喪失スパイラル」から脱出することができたのでしょうか?
中には、一生に1回あるかないかの「超・偶然(スーパーチャンス)」に恵まれたケースもあるでしょう。しかし、多くのチビ・デブ・ハゲ・ブサイク等な男性たちは、もっと違う別の方法によって"自力での脱出"を果たします。
次章からは、たくさんある「自力で脱出する方法」の中から、
選りすぐりの「自信をつける3の方法(=雰囲気をつくる3つの方法)」を順次ご紹介いたします。