第一印象を良くする方法
～チビ・デブ・ハゲ・ブサイクなど容姿がさえない男のための３つのモテる秘訣 ② ～
男女の出会いにおいて、それが恋愛にまで発展するかどうかを分ける重要なポイントの１つに「第一印象」というものがあります。第一印象は、出会った瞬間から最初の１５秒で決まってしまうと言われています。また、第一印象では、視覚から受け取る情報が５５％、聴覚から受け取る情報が３８％、言語から受け取る情報が７％と言われています。これをメラビアンの法則と言います。
第一印象を良くする方法について
男女の出会いにおいて第一印象はとても大事です。とりわけ女性は、第一印象で「恋人候補（恋愛対象）」か「友達候補（非恋愛対象）」か（または「関わりたくない」か）を判断して、それが後々までずっと影響すると言われています。つまり、第一印象で友達認定されてしまうと、あとから恋人に昇格するのはとても困難になってしまうのです。
そこで、世間一般では「第一印象を良くする方法」として「身だしなみ」やら「清潔感」やら「笑顔」やら言われているわけですが（もちろん、それも大事ですが...）、それだけではとても恋愛対象として見てもらうことはできません。第一印象で女性に恋人候補として判断してもらうためには、前項（モテる男の３つの系統）でお話しした「優秀系の特徴」をシッカリと印象づけなければならないのです。
しかし、事前に相手のデータをほとんど知ることができない日常的な出会いでは、第一印象がとても重要になってきます。ですが...
・・・たった１５秒です。
身なりをキチンと整えておくことは当然として、あとは笑顔と、明るく元気な声と、ええと、それから...
...何しろたった１５秒です。そんなに短い時間では、コミュニケーション能力の高さとか、面白さとかやさしさとか、そういったものを伝えることはできません。ましてや学歴や勤務先や収入に関することなど、まったく相手に伝えようがありません。（※もしも、出会った瞬間からイキナリ、自分の学歴や勤務先や収入のことを１５秒以内で早口にしゃべり出したら、相手はビックリして呆気に取られてしまうでしょう。）
では、いったい何ができるというのでしょうか？
...ほとんど何もできません。せいぜい「笑顔」とか「明るく元気な声」など心がけるので精一杯です。それ以外は普段のあなたがそのまま出てしまいます。目線とか仕草とか全体的な雰囲気とか...
一般的に、女性は「優秀な男」に恋愛感情を抱きます。「自分に快感を与えてくれる男」に好意を抱きます。しかし、たった１５秒では、そのどちらも正確に知ることはできません。
だから、五感をフルに働かせて、顔の表情や目線・仕草・声のトーン・話し方・雰囲気などから（優秀な男かどうか？）（自分に快感を与えてくれる男かどうか？）を判断しようとするのです。そうなんです。これが恋愛における第一印象というものなんです。
女性は、第一印象で相手を見抜く能力が男性よりも優れています。物心ついた頃から恋愛のことや将来のことを漠然としつつも考え始め、自分自身の幸・不幸に、将来 結ばれる男性の素養が大きく影響を与えることを、男の子よりもかなり早い段階で女の子は認識し始めるからです。具体的な学歴や収入や運動能力まで見抜くことはできないかわりに「優秀そうな男かどうか？」「快感を与えてくれそうな男かどうか？」を最初の１５秒で判断しているのです。
つまり、まだ相手の正体が分からない第一印象では（本当に）優秀な男ではなく「優秀そうに見える男性」に恋愛感情を抱き、同じように（本当に）快感を与えてくれる男ではなく「快感を与えてくれそうに見える男性」に好意を抱くのです。
- 女性が第一印象で恋愛感情を抱くのは（本当に）優秀な男性ではなく「優秀そうに見える男性」に対してである。
- 女性が第一印象で好意を抱くのは（本当に）快感を与えてくれる男性ではなく「快感を与えてくれそうに見える男性」に対してである。
つまり、あなたの顔の表情や目線・仕草・声のトーン・話し方・雰囲気が判断基準になっているということです。表情と声のトーンと話し方ぐらいは、その場で取り繕うことが出来るかもしれません。（あんまり不自然だと見抜かれてしまいますが...）ですが、目線や仕草や雰囲気は、その場で取り繕うことはほとんど不可能です。あくまでも、普段のあなたがそのまま相手に伝わってしまうわけです。
では、どうすれば良いでしょうか...？
...表情と声のトーンと話し方は練習すれば良いとして、目線と仕草は果たして練習でどうにかできるものでしょうか？...雰囲気にいたっては、いったい何をどうすればいいのかサッパリ分かりません！
とりわけ雰囲気については、自分の意思でコントロールすることはできません。ただし、雰囲気を変える方法はあります。第一印象で相手に良い印象を与える雰囲気を身に纏う方法はあるんです。
ここで身に纏うべき雰囲気は具体的にどんなものかというと、それは、女性に恋愛感情をもたれるために必要な要素である「優秀系」と「優秀と快感の両方系」の雰囲気です。高身長・高学歴・一流企業・スポーツマン・芸能人・社長（上司）・イケメン・高収入・先生・親や兄など頼りがいがある人...が身に纏っている雰囲気です。
（...身長が低いのに高身長の雰囲気？...頭が悪いのに高学歴の雰囲気？...そんなの、無理じゃないの？）
いいえ、違うんです。身長を高く見せろとか、頭が良さそうに見せろとか、そういったことではないんです。
「彼らが共通して身に纏っている雰囲気は何か？」
...がポイントなんです。
たとえば、自分よりも身長が高い人といっしょにいると、どんな感じがしますか？
高身長でモテる男性は、とてもエネルギッシュで"自信"に満ちた雰囲気を身に纏っているか、または、おだやかさと包容力を感じさせる"余裕"のある雰囲気を身に纏っているとは思いませんか？
たとえば、頭が良くて知的な人と話していると、ときどき、普段の自分なら考えもしないような奥が深い話題になったりしますよね？...どんな感じがしますか？
本当に頭の良い人は、やたらと自分の意見を主張して他人に押し付けるようなことはせず、相手の意見にもシッカリと耳を傾けて受け止める"余裕"があるものです。そして、その話し方には一点の澱みもなく、相手のレベルに合わせて分かりやすい言葉を選びながら、どこか"自信"を感じさせる雰囲気があったりしますよね？
また、モテる男性って、一般的にその女性よりも年上だったりするケースが多いと思いませんか？ とりわけ中学生や高校生のころなどは、女子が憧れる男性はきまって"先輩や先生"だったりしますよね？...なぜだと思いますか？
モテる先輩やモテる先生は、どこか"余裕しゃくしゃく"な雰囲気を漂わせています。そして、その余裕はどこから来るかと言うと、"自分の方が上の立場"、"自分の方が教える立場"、という"自信"から来ているものなのです。
これは、モテているイケメンやスポーツマンや上司など、その他のケースも同じです。彼らに共通して言えることは、自信のある雰囲気を身に纏い、（その自信に裏打ちされた）余裕を感じさせることなのです。
そう。多くの「優秀系の男性」たちや「優秀と快感の両方系」の男性たちが身に纏っている雰囲気は、自分に自信がある雰囲気です。そして、その自信に裏打ちされた余裕たっぷりな雰囲気も持ち合わせています。
中には、せっかく身長が高いのに、せっかく高学歴なのに、せっかく一流企業に勤めているのに、せっかくイケメンなのに、あまり自信を感じさせない男性もいます。余裕がなくてあたふたしてばかりの男性もいます。そういう男性は女性にあまりモテません。
ちなみに、余裕があるのは（何があっても自分は大丈夫だろう...）という自信があるからです。自信がないのに余裕だけある人は、危機管理能力が欠如したノンキな人か、または、ただ考えが足りないだけの人です。
つまり、女性に恋愛感情をもたれるために必要なのは「自信（と余裕）」を身につけることなんです。これが第一印象における「雰囲気」に大きく影響を与えます。また、これは第一印象に限った話ではありません。その後の交際においても「自信の有無」はとても重要なポイントになります。自信があれば交際が長続きするし、自信がなければあっという間にフラれてしまいます。
とりわけ男性にとっては、自信を持つことは極めて重要です。
女性なら少しぐらい自信がなくても、それはそれで「謙虚さ」や「控えめさ」のようにも思えて、相手に好印象を与えるケースも多々あります。（むしろ、下手に自信があり過ぎるよりは、少しぐらい自信なさ気な方が好印象なぐらいです。）
ですが、男性はそうはいきません。自信がない男性の謙虚さや控えめさは、ただの「気が弱い男・頼りない男」にしか映りません。同じ謙虚さや控えめさであっても、女性から見て魅力的に映るのは"自信がある男性の"謙虚さ・控えめさなのです。
- 第一印象における「優秀そうかどうか？ 快感を与えてくれそうかどうか？」の判断は、すべて最初の１５秒で決まり、あなたの顔の表情や目線・仕草・声のトーン・雰囲気などが決め手になる...つまり、普段のあなたがそのまま相手に伝わってしまう。
- 第一印象で、男性が女性に良い印象を与える雰囲気を身に纏う方法は「自信（と余裕）」を身につけることである。そして、この「自信（と余裕）」はその後の交際にも大きな影響を与える。
つまり、結論として言えることは...
「モテるようになりたければ自分に自信を持ちなさい。そして（自信に裏打ちされた）余裕を持ちなさい。」
...ということなんです。
ただ...この「自信を持て」という言葉も、もはやうんざり聞き飽きた言葉なんじゃないでしょうか。誰かに「自信を持て」と言われて「ハイ分かりました、今から自信を持ちます！」...というわけにはいきません。自信というものは、他人に言われて簡単に持てるようなものじゃないってことぐらい、誰でも知っていることですから...